京都の宇治市は京都市街地の南方に位置し、川や山に囲まれていて、春は桜、秋は紅葉が楽しめる観光スポットです。
10円玉に描かれていることで知られている宇治平等院に向かう参道には、抹茶の名店が軒を連ね、通りを歩くとお抹茶の良いかおりが漂ってきます。
宇治の街は京都の街中のような人が多くざわざわした感じはなく、ゆったりと川沿いを歩いて、散策することができるところが良いですね。
そして、歩き疲れた時には、甘い甘味が食べられる名店がたくさんあるのですが、その中でも歴史が長く、ゆったりと過ごせて気に入っている「通圓(つうえん)」というお店があります。
京都宇治の「通圓(つうえん)」お店情報
通圓は、京阪宇治駅を降りて、目の前の川沿いにあります。
もう一つの駅であるJRの宇治駅からは少し離れていますが、東に約10分歩き、宇治橋を渡ってすぐです。
平安時代から約850年続く、宇治茶の老舗で、歴史に登場する有名な方も多数訪れています。
お店の中は、お茶やお菓子を販売しているところと、甘味や茶そばを食べることができるところと分かれているのでゆったり寛げます。
甘味は900円前後、茶そばは1,000円前後で食べられ、お昼ご飯にも、おやつにも賑わっていますが、外に椅子が置いてあり、座って待つことができるので安心ですよ。
また、川沿いなので対岸や宇治橋を眺めながら、一息つくこともできますし、アイスクリームなどをテイクアウトして、外で景色をみながら食べることもできます。
営業時間は9時半から17時半で、営業時間が長いのも魅力の一つです。
車で来られる方は、近くにコインパーキングがあるのでそちらを利用されると良いかと思いますよ。
おすすめはたっぷり蜜をかける「あんみつ」!
甘味のメニューは、お団子・ぜんざい・パフェなど種類もたくさんあるので迷ってしまいますが、行くたびに注文するのは、「抹茶クリームあんみつ」です。
あんみつにかける蜜は、白蜜・黒蜜・抹茶蜜から選ぶことができ、春の桜の時期には、抹茶蜜に変わってピンク色のさくら蜜が追加され、これをかけると、あんみつ自体がとっても華やかになります。
中にはアイスクリームや寒天・餡子など様々な種類の具材が入っているので、色々な味が楽しめておすすめですよ。
店内の壁や床は黒を基調にしていて落ち着ける雰囲気!
店内は、壁も床も黒を基調にしていて、ちょっとノスタルジックな雰囲気ですが、川に面している窓からは光が差し込むので、思ったより明るく感じます。
2人がけの席と4人がけの席が合わせて5、6席あり、一番奥には壁沿いに作りつけの椅子のある席があり、より多くの方が座ることができます。
そして、お店の方が、人数に合わせた席に案内してくれた後に、席に座っていると、お茶を持ってきてくれるのですが、そのお茶たまた美味しくてホッとできます。
こちらのお店の作りは、お茶を販売しているところと食べるところが分かれているので、ざわざわとした感じはなく、ゆったりと寛げます。
「通圓(つうえん)」お勧め情報まとめ
宇治の平等院の参道側は人通りが多く、賑わっていますが、宇治橋を渡って川の対岸側はそれに比べて幾分落ち着いていて川沿いをゆっくり散策できます。
その一角にある通圓は川や宇治橋を眺めながら、甘味や茶そばを食べることができ、歩き疲れた時にはほっと一休みさせてくれるそんな穴場スポットです。