12月21日から始まったばかりの「PIXARのひみつ展」いのちを生み出すサイエンス展。
日本ではなかなか体験できないPIXARの精巧で丁寧なアニメ映画の作りを、今回は、実際に体験することができる展示になっています。
今日はその内容についてご案内させていただきます。
開催日時
2019年12月21日(土)〜2020年2月24日(祝)
ただし、1月1日(祝)はお休み
開催時間
10:00〜20:00(最終入場 17:30)
開催場所
グランフロント大阪 北館ナレッジキャピタルイベントラボ
入場料金
一般 1,600円 中高生 1,200円 子供(4歳から小学生)800円
3歳以下は無料
※通路が狭いため、ベビーカー不可
※1月14日(火)〜31日(金)までの平日はピクサー作品のキャラクターに関連したコスチュームを着用で半額
駐車場情報
660台収容の駐車場あり 最初の60分は600円、それ以降は30分300円
展示内容
・アニメーションを作るための8つの工程を体験
【モデリング】キャラクターの形を作る
【リギング】キャラクターを動かす筋肉や関節を作る
【サーフェイス】キャラクターの外観を作る
【セット&カメラ】物語の世界を撮影する
【アニメーション】キャラクターに演技をつける
【シミュレーション】キャラクターの髪や服を動かす
【ライティング】昼や夜など明かりを調整する
【レンダリング】映画館などで楽しめる状態にする
科学の力を利用して、リアルな動きを8つの工程で再現し、それを体験してもらうことによって出来るだけわかりやすく紹介してくれています。
コントローラーを動かしながら、立体的な映像を作り出したり、より映像がリアルに見えるように加工したりする作業を通じて、映画製作者の仕事を学んでいきます。
・PIXAR制作チームによる舞台裏の解説
映画製作で毎日一つずつ出てくる課題を科学の力を借りて解決していく様子を映像を通して語ってくれています。
・キャラクターと一緒に写真撮影できるスポット
PIXARの人気キャラクターと写真撮影できるスポットがあります。
小さなお子さんからご家族連れまで記念写真を楽しんていただけますよ。
「PIXARのひみつ展」お勧め情報
「子供が小さい時は将来のために、色々な体験をさせてあげたい!」
そんなことをお考えのお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか?
いつも映画を見る側のお子さんが、実際に映画を1から作る現場を体験することによって、「ものを作り出す」という体験ができる展示です。
2015年北米の展示から5箇所を回って、150万人を動員するほどの人気ぶりで、西日本では初めての展示となります。
PIXARはもともとアップル社のスティーブ・ジョブズ氏が立ち上げた会社であり、観客を意識したシーンの作り、リアリティを追求したキャラクターの精巧な動きを丁寧に作り上げています。
この展示でその技術を学べることは、これからアニメ映画作りに携わりたいと思っている人にとって、小さいうちから実際に体験できる絶好の機会となるでしょう。
桑田真澄さんのコメント
今回、野球評論家の桑田真澄さんが開会式に登壇されました。
早稲田大学大学院でスポーツ科学研究科で学ばれていたのは周知のことですね。
今回の開会式でもこのようなことを仰っています。
こちらはアートとサイエンスの融合。僕は野球選手でしたから感性・感覚とサイエンスの融合はとても大事だと思っていました。例えば、ボールが投げられない、打てない、捕れないのは、やり方を知らないだけ。僕は体が小さかったので、練習だけでは足りないと思っていたのですね。そこでたどり着いたのがサイエンスを活用すること
と野球の練習にも科学を取り入れていたそうです。
そして、こちらの8つの工程を体験されて、
僕もアニメが大好きで、仕組みおを初めて知ったのですが、またきて勉強してみたいなと思いました。
とコメントを残されました。
他の分野を勉強された方にもこの体験型の展示は良い刺激になるようですね。
まとめ
こちらの展示は年末から年明け2月末まで開催されています。
小さなお子さんからご家族連れ・友人と色々な方に楽しんでいただけるものとなっています。
日本のアニメーションとはまた違った作り方をするPIXARのアニメーション作りを体感してみてはいかがでしょうか?