北野天満宮は菅原道真公を祀る全国の天満宮、天神社の総本社です。
その道真公が太宰府に左遷される時、
「東風(こち)吹かば 匂ひ起こせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るるな」
と大切にしていた梅の木に対して詠んだ歌があるように、梅に縁があることから、北野天満宮には50種類、約1,500本の梅の花が植えられています。
花の咲く時期になると、紅白の花が次々に咲き、良いかおりをさせながら、日中は日の光の中、夜はライトアップの中、訪れた人を楽しませてくれます。
今日は、北野天満宮にある梅苑の公開情報やライトアップの時期などが公開になったのでお伝えしたいと思います。
梅の開花時期
北野天満宮の梅は、早咲きが1月から咲き始め、1月末に見頃を迎えます。
そして、2月からは紅梅、白梅、一重、八重の順に咲き始め、3月上旬から下旬にかけ見頃を迎えます。
梅苑公開
梅苑公開期間
2020年2月上旬〜3月下旬
梅苑公開時間
9時〜16時(最終受付)
梅苑入苑料(茶菓子付)
大人(中学生以上) 1,000円
子供 500円
ライトアップ
ライトアップ期間
2020年2月28日(金)〜3月22日(日)
*期間内の金・土・日のみ開催
ライトアップ入苑料(茶菓子付)
大人(中学生以上) 1,000円
子供 500円
梅花祭・梅花祭野点大茶湯
2月25日(火)
北野天満宮梅の見どころ
上の図をみていただくとわかるように一番下の一の鳥居を入って左側のピンク色の部分が梅苑です。
こちらの梅苑には色々な種類の梅が植えられており、通路を通りながら、両側の梅の花やかおりを楽しめます。
そして、その一番奥に梅苑公開の間のみ、お茶屋がオープンしており、入苑券についているお茶菓子とお茶をいただきながら、梅のお花見ができます。
広大な敷地を梅を観ながら歩いて疲れた時に、ほっと一息つくことができる場所ですよ。
また、、北野天満宮の梅の見どころは、梅苑だけではなく、本殿に繋がる参道周りや建物の敷地内にもあります。
そして、紙屋川に並行して築かれている史跡の御土居の内側にもあるので、色々な種類の梅を広範囲で見ることができます。
北野天満宮の場所
北野天満宮への公共交通機関のアクセス
電車でお越しの場合、京福電車北野白梅駅下車、徒歩5分。
バスでお越しの場合、市バスを利用し、北野天満宮前下車すぐ。
駐車場情報
北野天満宮に駐車場があり、無料で9時から17時まで停めることができます。
ただし、毎月25日は縁日があるため、停めることができませんので近隣の駐車場をご利用ください。
北野天満宮梅情報まとめ
北野天満宮には、至る所に梅が植えられており、紅梅、白梅、一重、八重、枝垂れなど色々な種類の梅が楽しめます。
梅は咲き誇るというよりはそそと咲きながら、良いかおりをさせ、観にくる人たちを楽しませてくれます。
北野天満宮に梅を観に行く時は、2万坪の敷地内を広範囲に歩くことになるので、履き慣れたい靴と歩きやすい服装で行かれることをお勧めしますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。