チョコレートのカフェインの量はどのくらい?1日の摂取量を大調査!

バレンタイン

もうすぐバレンタインデーですね!

デパートの催事場には色とりどりのチョコレートやオリジナルで焙煎された高級チョコレートまでいろいろな種類のチョコレートが所狭しと置かれています。

そのチョコレートにはカフェインが含まれていることはご存知ですか?

もう眠いけどあと少し頑張りたい時に、コーヒーを飲んで眠気をすっきりさせることはありますよね?

この眠気をすっきりさせてくれるのがカフェインの効果の一つです。

今日はいろいろな種類のチョコレートに含まれるカフェインの量摂取量の目安などについて書いてみようと思います。

ご覧いただけると嬉しいです。

チョコレートのどの成分にカフェインが入っているの?

チョコレートは、カカオの果実であるカカオ豆から作られます。

そして、このカカオ豆を発酵させ、乾燥させたものをローストし、すりつぶした後にペースト状にしたものカカオマスと言い、そのカカオマスから搾った油の成分カカオバターです。

チョコレートのカフェインはこのカカオマスとカカオバターに含まれます。

チョコレートの種類によってカフェインの量が変わってくる!

チョコレートは大きく分けて3種類の作り方があり、カカオの成分に粉乳を含まない「スイートチョコレート」、カカオの成分に粉乳を含む「ミルクチョコレート」、カカオの成分を含まず粉乳を含む「ホワイトチョコレート」があります。

この中に含まれるカフェインの量を比較するとき、コーヒー1杯(150ml)に含まれるカフェインの量は約90mgと比較するとチョコレートに含まれるカフェインの量がわかりやすいと思います。

スイートチョコレート

カカオマス + カカオバター + 砂糖やその他の材料

スイートチョコレートには高カカオチョコレートである「カカオ○%」のチョコレートが含まれ、カフェインの量は100gあたり68mg〜120mgです。

このカフェインの量は、ミルクチョコレートの2倍以上です。

カカオの成分が多く、苦味が強く、ミルクの成分を含まないチョコレートで、ビターチョコレートブラックチョコレートもこれに当たります。

ミルクチョコレート

カカオマス + カカオバター + 粉乳 + 砂糖やその他の材料

カフェインの量は100gあたり30mgで、板チョコは50gなので、1枚食べると15mgカフェインを摂取したことになります。

スイートチョコレートにミルクの成分が加わることで、色が薄くなり、乳成分の濃厚でクリーミーな甘さが特徴です。

ホワイトチョコレート

カカオバター + 粉乳 + 砂糖やその他の材料

ホワイトチョコレートには、カカオバターが入っているので、100gあたり約4gのカフェインが含まれています。

茶色の苦味成分であるカカオマスが入っていないため、白い色をしており、ミルクの濃厚な甘味が特徴です。

カフェインの量はカカオマスとカカオバターの量が多いほど多くなる!

このようにチョコレートはカカオマスとカカオバターの量が多いほどカフェインの量が多くなります。

また、製菓用に使われるクーベルチュールチョコレートは

・カカオが35%以上で、カカオバターが31%以上含まれていること

・カカオバター以外の代用油脂は5%まで

という基準がありますが、市販のチョコレートには代用油脂が5%以上含まれていることがあるので、カフェインの量も変わってきます。

カフェインを過剰摂取するとどうなる?

カフェインは中枢神経を刺激する興奮させる働きがあるため、過剰に摂取すると不眠・精神興奮・筋緊張・頻脈・呼吸促進などになりますし、消化器系では下痢や嘔吐を引き起こします。

特に、妊娠中はカフェインが血液中から消失するまでに時間がかかりますし、胎盤を通して胎児がカフェインを摂取することになります。

胎児は代謝機能がまだまだ未熟なので体から排出しづらいのです。

そのため、妊婦が大量に摂取すると流産や死産のリスク高まったり、胎児の発育や発達にも影響を及ぼします。

1日の摂取量をしっかりと決めて過剰に摂取しないように気をつけましょう!

1日のカフェインの摂取量はどれくらいまで大丈夫?

健康な成人であれば、コーヒーでマグカップ3杯、そのカフェインの量は400mgくらいまでが摂取量が目安です。

1日にコーヒーを3杯飲んだ後に、チョコレートを食べたり、エナジードリンクを飲んだりするとオーバーしてしまいます。

妊婦の場合は、カフェインも気になりますが、チョコレートを食べすぎると、糖分を多く摂取することになりカロリーオーバーになってしまいます。

農林水産省では、妊婦の1日の嗜好品の摂取量のめやすを200kcalとしており、これは板チョコ半分から2/3枚の量です。

食べ過ぎに気をつけ、一日にどのくらい摂取するかをあらかじめ決めておくといいですね。

まとめ

今回は。チョコレートのカフェインについて書いてみました。

ストレスがたまってイライラしている時に、ほんのり甘いホットチョコレートを飲むと疲れが取れますよね。

チョコレートには他にも美容効果・動脈硬化の予防・血圧の低下・アレルギーの改善など様々な効果があります。

チョコレートのカフェインは摂りすぎると害になりますが、適量を摂れば、他の良い効果が期待できるようですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

参考にしていただければ幸いです。

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